ニュースリリース
CSR・環境・社会活動
マツダ、自動車リサイクル法に基づく2007年度再資源化等の実績を公表
マツダ株式会社(以下、マツダ)は、2005年1月1日にスタートした自動車リサイクル法に基づき、使用済み自動車のシュレッダーダスト(ASR)、エアバッグ類、フロン類の3品目について、2007年度(2007年4月1日から2008年3月31日)の品目ごとの再資源化等の実績を公表した。
マツダは、お客さまに預託していただいたリサイクル料金によって、全国で特定3品目の再資源化を行っている。その結果、2007年度はASR引取りが20万台、重量で3万4千トン、うち2万4千トンを再資源化した。ASRの再資源化率は69%で、これは車両のリサイクル実効率※1で2006年度と同等の約95%に相当する。
さらにエアバッグ類は、6万5千台 (11万3千個)を引取り、回収処理または車上作動※2により再資源化を行なった。エアバッグ類の再資源化率は94%と、法定基準85%を上回った。フロン類についても適正に処理を行った。
特定3品目の再資源化等に要した費用の総額は15億5,222万円で、資金管理法人から払渡しを受けた預託金の総額は15億3,513万円、全体収支は1,709万円の赤字となった。
マツダでは、自動車の使用済み段階でのリサイクルを促進するために、開発段階から積極的にリサイクル性に優れた設計に取り組んでおり、解体・分離容易な設計、解体技術の研究や、リサイクルしやすい材料の採用などを進めている。また、マツダは独自技術である損傷バンパーを新車用バンパーにリサイクルする「バンパーtoバンパーリサイクル」技術を確立し、リサイクルバンパーの適応車種を着実に拡大している。
今後も、マツダは資源の有効活用や廃棄物の削減に努め、リサイクル実効率95%の安定達成に向けて取り組みを強化していく。
■ 2007年度(2007年4月1日から2008年3月31日)再資源化等の実績状況 1.基準の遵守状況※3
2.再資源化等の状況
※10 マツダにて別途要した費用を含む。
マツダのリサイクル法への取り組み内容の詳細につきましては、下記のホームページをご覧ください。 |